情報

テクノロジーは進歩した
そしてこれからも加速度的に進歩する

 

それは、アクセス可能な情報が増えたことを意味する
それは、信じたい嘘の情報にアクセスできることを意味する
それは、時には不快な情報にアクセスしてしまうことを意味する

 

5~7インチ程度のモバイルPCを誰しもが持つ時代

 

情報の共有速度が著しく進化したことにより
阪神淡路大震災のように何が起きたのかを把握できない状況は皆無となった

 

悪く言えば誰しもがパパラッチとなり、赤の他人を撮影し
司法を通さずに魔女狩り(私刑)を行う時代でもある

 

本来であれば私刑を行われる人間を保護するシステムと
偽の情報を流した人間に対する処罰が行われるべきだがまだである

 

テレビや新聞、週刊誌がメディアの本流だった時代ではなくなったが
結局のところ捏造された情報が数多拡散されているところを見ると
世に流れている情報の平均的な質がほとんど上がっていないといえる

 

漫画「パンプキン・シザーズ」の言葉を借りると情報は下記の性質を有している
1に質(質があれば適切な判断ができる)
2に量(量があれば精査することで一定の質を確保できる)
3に速(素早い情報の伝達があれば量に結びつく)

 

テクノロジーの進歩により処理しきれないほどの量・速度の情報が飛び交う今
深刻化するフェイクニュースへの対処も含め、正しい情報を抜ける人間は消えるかもしれない

 

もしそうなれば、人類は自滅だ