最近はクレーマーが多い


私見

 

ここ10~20年くらいでクレーマーが爆発的に増えた

僕としては残念なことだけど、今後10年はさらに増えると思う
それから先は、もしかしたら相当数が消えるかも知れない

 

クレーマーとは何か

 

被害者意識の強い病人である

ヤンキーの言う「舐めんじゃねえ」と同じ

 

関わり合いたくないのに、対象者じゃないのに
自身に向けられた目線や言動だと認識しているだけである

 

特に作品に関してはその力が大きく展示会からドラマ、
漫画の巻頭コメントや歌詞まで幅広く潰されてきている

 

自身の欲求を満たすために作品をつくり、それを見たい人間が
その作品を購入するという内輪の問題を客でもない暇人が不謹慎だと
騒ぎ立て、経済的に甚大な損害を与えているのが今の時代だったりする

 

それはつまり、世の中が豊かになった証左だとも思う

 

うたわれるものらじおを聞きながら、テレビ放送のされない地域に住み、
アニメは販売されるDVDを購入して追いかけていたような時代ではなくなった

 

それまで関東等の局所的に配信されていたサービスにも関わらず
今や世界中のどこにいてもリアルタイムで見ることが可能であるし
HuluやAmazonPrimeのような動画配信サービスも豊富にある

 

そういったサービスを利用する人間の中には、最低条件であるはずの
好きな人のためのものという前提を無視したクレーマーが発生してしまう

 

潜在的顧客であり、対象者ではない、金は出すけど口は出す
そして暇で暇で仕方のない人間がクレーマーだったりする

 

本当に、豊かな時代を象徴する人々に思う

 

…ではなぜ消える可能性があるのか

 

当然、日本が貧困になるからではない
相対的貧困には間違いなくなるけども

 

1つはクレーマーの主となる年代が消えるからである

 

幼少期から世界中の人間とやり取りできることが当たり前の人間は、
世界がそういったものであると認識しているからこそ考え方として非常に優秀だ

 

世界に対する認識をアップデートできない人々は早々に死ぬから
そう遠くない未来で自然とクレーマーは激減するかも知れない

 

2つ目は大半の人間は所有物ではない高級な無機物にキレないからである

 

直接対応はロボット、電話は自動応答、メールは自動返信、
HPはチャットボットになってしまえばクレーマーは激減する

 

結局、多くの人は無機物に対してキレるだけ無駄なことを理解しているのだ

 

相手が人間だからキレるといえばいかに質が悪いかもわかる
自身ではなく他者に対して責任を求めているのだから

 

ただ、この方法では作品に対するクレームが減る要因にはなれないのが残念である

 

最終的な到達点としては、その人間が嫌いなものに関しては自動分析によって
全てがミュートされるようになるかも知れないけど、今はまだ遠い気もする